「恋活イベントって、常連ばかりが集まっている場所なのでは」——参加をためらう理由として、この声をよく聞きます。慣れた人たちの輪に、初参加の自分がひとりで入っていく画が浮かんでしまう。それで結局、申し込みボタンを押せないまま週末が終わる。
ただ、実際の数字を見ると、その心配はほとんど成立していませんでした。
2026年2月にアスティ徳島で開催した回には、1,800名が参加しました。そのうちプロフィールに回答した351名に、恋活イベントへの参加経験を聞いています。
「初めて」が8割を超えました。会場にいる人の大半は、あなたと同じく初参加だった、ということです。
慣れた人たちが仕切っている場ではなく、お互い初対面で、お互い初めての参加で、みんな少し緊張しながら座っている——それが実像に近いと思います。
数字はそれだけの話ですが、この構成にはいくつか読み取れることがあります。
ひとつは、話しかける側もされる側も、慣れていない前提でその場にいるということ。うまく話せないことに引け目を感じる必要はありません。相手も同じ状況にいる可能性が高い。
もうひとつは、常連文化のようなものが生まれにくいということです。4回以上の参加者は351名中10人でした。顔なじみだけで固まっている、という状況にはなりにくい構成です。
初めての人が初めての人と話す。それが多数派の場面である以上、「浮いてしまうのでは」という不安は、実際の会場では起きにくいと考えています。
同じ351名の回答から、参加者の像も少しだけ紹介します。
結婚への考えは、「縁があれば」が175人(49.9%)で最も多く、「できればしたい」が110人(31.3%)、「強く望んでいる」が40人(11.4%)と続きます。「今すぐ結婚したい人だけの場」ではなく、「縁があれば」くらいの温度感の人が最大勢力でした。
譲れない条件では、性格の相性(63%)、価値観が合う(58%)、一緒にいて楽(50%)が上位で、顔・見た目(42%)を上回っています。派手さで勝負する場ではない、と言っていいと思います。
イベントに申し込むのは、勇気がいる行為です。それは事実です。ただ、その勇気を出しているのが「一部の慣れた人」ではなく、その日会場にいる人の8割以上である、というのが徳島の恋活の現在地でした。
初めての人が、初めての人と、初めての場所で話す。そこから始まっている人が大半です。
いいえ。2026年2月にアスティ徳島で開催した回では、1,800名が参加した回のうちプロフィールに回答した351名の内訳で、恋活イベント参加が「初めて」の人が286人(81.5%)を占めました。4回以上の参加経験がある人は10人にとどまっており、常連ばかりが集まる場ではありません。
2026年2月アスティ徳島の回にプロフィールを回答した351名の平均年齢は31.2歳でした。結婚への考えは「縁があれば」が175人(49.9%)で最多、「できればしたい」が110人(31.3%)、「強く望んでいる」が40人(11.4%)です。徳島に住み続けたい人と子どもが欲しい人は、それぞれ176人(50.1%)でした。
会場にいる人の8割以上が同じく初参加のため、慣れた話し方が求められる場ではありません。同じ351名の回答で「譲れない条件」の上位は性格の相性63%、価値観が合う58%、一緒にいて楽50%で、顔・見た目(42%)よりも「話しやすさ」寄りの項目が重視されていました。うまく話すことよりも、素の温度感のほうが評価されやすい傾向があります。
会場の雰囲気でもスタッフの対応でもありませんでした。参加後アンケートを分析して見えた、満足度と最も強く連動していた1つの数字と、そこから導いた運営の設計について。
1,800名が参加した徳島の恋活イベント。そのうちプロフィールに回答した351名分のデータと当日の行動を突き合わせたところ、モテる条件についての思い込みがいくつも崩れました。
年収でも身長でもありませんでした。1,800名が参加した徳島の恋活イベントで、351名から集めた「相手に譲れない条件」の集計結果と、そこから見えるマッチングアプリの限界について。
会場はゆめタウン徳島。対象は20〜40歳の独身、男女5:5、各回80名の先着制です。参加費は7,000円(税込・事前カード決済)。「初めて」の方が大半を占める場です。
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